地被工事とは?
2023/09/01
造園工事にはさまざまな種類があり、地被工事はその中の1種です。
地被とはあまり聞き慣れない単語ですが、どういった意味があるのでしょうか。
そこで今回は地被工事についてと、その他の造園工事についてご紹介します。
地被工事とは
地被工事は、地被植物である芝生や苔を植えるための工事のことです。
主に芝生や苔などのカバープラントで地表を低く覆います。
芝生や苔などを植えることによって、庭の見た目を良くしたり照り返しを防いだりする効果が期待できます。
その他の造園工事
植栽工事
樹木を植えるための工事を植栽工事といいます。
家の外構や庭園に草木や樹木などを植えて、景観づくりをする工事です。
道路脇や公園にある生け垣も植栽工事の一種です。
景石工事
景石と呼ばれる、和風庭園でよく使われる石を設置するための工事です。
景石の大きさや形の種類は豊富にあり、クレーンを使って作業をすることもあります。
地ごしらえ工事
伐採した後の枝や雑草を整理する工事です。
片付けだけの作業と思われがちですが、苗木を植える場所を決めたり、栄養を与えたりなどの作業もします。
水景工事
池・噴水・滝などの水景を設置する工事です。
水が流れる場所を設置するだけではなく、殺菌措置やろ過装置などの設置作業も含まれます。
まとめ
地被工事は、芝や苔を植える工事のことです。
芝や苔などを植えることにより、庭の景観を左右するので庭造りに欠かせない工事といえます。
また、地被工事以外にも造園工事は多様にあります。
植栽工事・景石工事・地ごしらえ工事・水景工事などさまざまな工事をおこない、庭造りをします。