造成工事の内容とは?
2023/08/01
造成工事は、建物を建てる際に必要な工事です。
建物を建てるうえで欠かせない工事ですが、具体的にはどういった内容なのでしょうか。
そこで今回は、造成工事の内容についてご紹介します。
造成工事の内容
①整地
まずはコンクリートや雑草などを取り除き、表面を綺麗にしていきます。
でこぼこした土地を平らにし、下準備をします。
②伐採・抜根
建築や今後の作業に支障のある樹木があれば取り除きます。
根を残したままにしておくと再び生えてきてしまうため、合わせて抜根も行います。
③地盤改良
かつて埋立地・田んぼ・川・谷だった場所は地盤が軟弱な場合があります。
そのため、地耐力検査を行い地耐力が弱ければ地盤改良をして強くしなければなりません。
地盤改良する際は、表層改良と柱状改良・鋼管杭などの方法でおこないます。
④盛土と切土
土地が低い場合は、盛土をおこない土地の水没や浸水を防ぎます。
また、傾斜地を平らにして使用できる面積を広げるケースもあります。
高い土地を低くしたい場合には切土をおこない、地盤を低くします。
⑤土留め
高低差のある土地を盛土にした場合、斜面が崩れやすくなります。
斜面の崩れを防ぐために、土留めと呼ばれる擁壁を作ります。
まとめ
造成工事は、土地活用や建物を建てるうえで重要な過程です。
きちんと工事ができていないと建物に影響を与えてしまうので、信頼できる業者に依頼するようにしましょう。