道路舗装の与える影響とその環境対策
2024/09/02
道路舗装は、環境問題に繋がっていることをご存じでしょうか?
一般的な道路舗装には、コンクリートやセメントなどに比べて単価が安いアスファルトを使われることが多いです。
アスファルトは防水機能や静穏機能が高い反面、ヒートアイランド現象や製造工程で排出される二酸化炭素の量が問題となっています。
今回は道路舗装が与える影響とその対策について、いくつかご紹介していきましょう。
道路舗装が与える影響とその環境対策
アスファルト舗装は初期費用を抑えたり施工後すぐに利用できますが、さまざまな環境問題につながります。
代表的な環境問題とその対策をそれぞれ説明します。
二酸化炭素を排出している
アスファルト舗装をするまでの製造や運搬・再生などで、二酸化炭素を排出しています。
修繕がしやすいため利用されることが多く、私たちの普段使う道路がきれいになることも環境への負担になっているのです。
対策として、通常よりも低温でできる舗装材を使用することで負担を軽減できます。
大気汚染物質を出している
アスファルトを製造する際、有害な大気汚染物質が排出されていることがわかってきました。
その対策として、人や環境に害のない舗装材が注目を集めています。
公園の園路や駐車場などの大きい場所に使用されることが多く、一般家庭の駐車場や庭に使用してもよいでしょう。
ヒートアイランド現象の原因として考えられる
ヒートアイランド現象の原因のひとつに、アスファルト舗装が挙げられます。
都会やアスファルト舗装を多く使用している場所では、日中の熱が放出されにくく夜は熱が下がらないことがわかっています。
ヒートアイランド現象の抑制には、保水性アスファルト舗装や浸水性アスファルト舗装などの使用が効果的です。
まとめ
道路舗装が与える環境問題には、二酸化炭素や大気汚染物質の排出やヒートアイランド現象の原因となるなどがあります。
対策として、通常より低い温度でできる舗装材を使用したり、保水性・浸水性アスファルト舗装などを選択すると良いでしょう。
当社では土木工事をはじめ、地被工事・植栽工事・景石工事などの造園工事に幅広く対応しておりますので、ぜひお問い合わせください。