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擁壁工事はどんな時に必要か

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擁壁工事はどんな時に必要か

擁壁工事はどんな時に必要か

2024/06/02

家を建てる過程で「擁壁工事が必要です」と言われることがあります。
では、どんな時に必要になるのかが気になりますよね。
そこで今回は、擁壁工事の解説と必要になるケースについて見ていきましょう。

擁壁工事とは

擁壁工事とは、鉄筋コンクリートなどで斜面を覆い安定させるために行われます。
元々あった崖の上に家を建てる時はもちろん、盛り土をした上に建てる際にも行われます。
擁壁工事が必要な場所にこの工事を行わなかった場合、建物の重みや雨水などに耐えられず斜面が崩れる可能性があります。

擁壁工事が必要なケースとは

高低差が2m以上ある

各自治体で、通称「がけ条例」なるものが定められています。
がけ条例は、敷地ががけに面しており一定の高さ以上のがけの上もしくは下に建物を建てる際の制限を定めたものです。
これにより、宅地造成等規制法の区域外の場合は土地の高低差が2m以上の場合に擁壁が必要だとされています。
測定の仕方は各自治体で異なるため、確認が必要です。

土砂崩れの恐れがある

がけ条例の基準外であっても、土砂崩れの恐れがあるときは擁壁をつくる必要があります。
宅地造成等規制法の区域内の場合は、高さ1m以上の盛り土で工事が必要だと定められています。
これ以外でも、自治体のハザードマップで危険とされている場所では擁壁工事を検討しましょう。

道路よりも敷地が高い

道路と敷地の高低差が少しであっても、建物の重みで土地が崩れてしまうと建物に大きなダメージが出る恐れがあります。
特に道路よりも家の敷地が高い場合、敷地内の土が流れ出るトラブルが発生する可能性が高いです。

まとめ

擁壁工事が必要なケースは、がけ条例に当てはまる場合です。
宅地造成等規制法の区域外では、高低差が2m以上ある場合と定められています。
これら以外にも、土砂崩れの恐れがある場合・道路よりも敷地が高い場合など状況に応じて検討しましょう。
判断に迷う場合は、専門家に相談すると安心です。

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