土木工事に欠かせない現地調査とは

土木工事では、工事を始める前の現地調査が欠かせません。
では、現地調査とはどういったものなのでしょうか。
今回は、現地調査について詳しく解説しましょう。

現地調査とは

土木工事における現地調査とは、工事前に現場の環境などを調査することを指します。
調査する内容は工事内容によって異なり、また項目も多岐にわたります。
そのため、確認漏れのないよう事前にチェックリストを用意しておくといいでしょう。

現地調査で行われる主な調査

現地調査では、必要に応じてさまざまな調査が行われます。
そのうちの一部をご紹介しましょう。

道路状況

周辺の道路状況を調査しておくことも大切です。
道路によっては大型車両の進入を禁止しているところもありますので、そういった点も確認します。

試掘

試掘とは、実際に掘って地下のガス管や水道管など埋設物の位置を確認するための調査方法です。
インフラ設備を壊さないよう、注意深く掘り進めなければなりません。

ボーリング調査

ボーリング調査では、地面に細長い穴を掘ります。
採取した土から地質を確認したり、穴を利用した調査をしたりします。

平板載荷試験

平板載荷試験は、どの程度地盤に支持力があるかを調べるために行うものです。
工事の際の負担や、建築物自体の重さに耐えられるかを確認します。

まとめ

土木工事では、現場の状態を確認するため工事前に現地調査を行います。
調査項目は工事内容によって異なりますが、一例として道路状況・試掘・ボーリング調査・平板載荷試験などが挙げられます。
また、事前に項目のチェックリストをつくっておくことも重要です。