土間コンクリートの構造について
2024/01/01
駐車スペースや玄関アプローチなどで利用されている土間コンクリート。
土間コンクリートを採用するにあたって、どのような構造なのかを把握することが大切です。
そこで今回は、土間コンクリートの構造について解説します。
土間コンクリートとは?
土間コンクリートは、砂利や砕石などを敷き込みコンクリートを流し込んでつくられる床材です。
住宅の玄関や駐車スペースなどに土間コンクリートを取り入れることが増えています。
また、キッチンやダイニングなど室内の床に利用されているケースもあります。
土間コンクリートの構造
土間コンクリートは、地面や砕石・コンクリートの3つの層で構成されています。
それぞれ、どのような特徴があるのか見ていきましょう。
地面
土間コンクリートを打設する下地の部分になり、雑草が生えないよう雑草対策をしておく必要があります。
先に地面を掘削し、地面の高さを調整したうえでコンクリートを打設します。
砕石
地面の上に敷く砕石は、天然の石を細かく砕いたものです。
砕石を敷く厚さは、目的や用途により異なります。
・人が歩く場所や雑草対策…80~100㎜、
・駐車場スペース…100~150㎜
コンクリート
セメントや砂・水・砂利を配合したものをコンクリートと呼んでいます。
基本的には、庭の土間コンクリートを打設する際の厚みは80~150㎜が多いです。
コンクリートの中には、メッシュ筋と呼ばれる網目状の溶接された金網があります。
メッシュ筋を入れることで、ひび割れ予防や強度を向上させる効果が期待できます。
まとめ
土間コンクリートは、地面・砕石・コンクリートの3つの層で構成されています。
コンクリートにメッシュ筋を取り入れることで、耐久性を高めることが可能です。
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