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屋上緑化の注意点

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屋上緑化の注意点

屋上緑化の注意点

2023/02/01

屋上緑化とは、建物の屋上で植物を栽培することです。
近年では家庭菜園を作る方も多く、屋上に植栽を設ける商業施設も増えてきました。
屋上緑化は商業施設やビルなどの大規模なのもだけではなく、条件が合えば一般家庭でも可能です。
今回は屋上緑化の注意点を、いくつかご紹介しましょう。

屋上緑化の注意点

屋上緑化は屋上に人工の地盤面を作るため、地面の緑化とは異なります。
そのため屋上緑化にはさまざまな制限があり注意が必要です。

防水の確認

植物を育てるために水は不可欠で、耐久性のある防水処理が必要です。
防水処理には、防水シート・アスファルト防水・塗膜防水があります。
どの方法でも一度屋上緑化を進めてしまうと、簡単に交換や修理ができなくなります。
経年劣化で防水シートに亀裂が入ることもあり、建物内の雨漏りにつながる恐れも検討しておくことが必要です。
耐久性を確認し、水の管理がしっかりできるようにしておきましょう。

荷重の確認

どのくらい屋上緑化できるかは、積載荷重が重要です。
緑化する建物の使用目的や緑化面積によって、屋上に載せられる重さは変わってきます。
設計する際は、必ず積載荷重の条件を確認しましょう。

防根対策の確認

建物に植物の根が入り込まないための対策も必要です。
防根対策として耐根シートを利用し、防水処理と合わせて作業しましょう。
見た目だけではなく、建物の性能を保つためにも大事な対策になります。

風対策の確認

屋上は強い風が吹きやすいため、倒木や土壌が飛散する可能性が高いです。
建物が風を受ける強さは「風荷重」というもので、建物基準法に規定があります。
設計する際は、地域による基準風速の違いや地表面の状態による平均風速の違いなどが考慮されるため、参考にしましょう。

まとめ

屋上緑化の注意点として、防水・荷重・防根・風対策が欠かせません。
防水シートは経年劣化で亀裂が入ることもあり、建物内の雨漏りにつながるため注意が必要です。
植物を健やかに育てる環境を意識しつつ、建物基準法や積載荷重などの確認もしましょう。
当社では土木工事の知識や経験豊富なスタッフが在籍しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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